しぶちかが潰れずに経営が成り立つのはなぜ?

しぶちかが潰れない理由

この先10年でもっとも大きく変わる街と言われている渋谷。
いま渋谷駅周辺は大きな工事ばかりしていますよね。

そんな最先端の街で異色な雰囲気を醸し出すのが渋谷地下街、通称しぶちかです。

しぶちかは何十年も変わらない昭和の雰囲気を持ったお店がズラッと並んでいますが、なぜ長年の間潰れずに経営が成り立っているのでしょうか。



しぶちかが潰れずに経営できる理由

渋谷の地上とは違い、しぶちかのお店が昭和の雰囲気を持ったまま潰れずに経営が成り立っているのは渋谷駅周辺の賃料は1坪あたり29万円と言われていますが、しぶちかの賃料はとにかく安いのだそうです。

 

どのくらい安いのか調べてみたところ詳しい賃料はわかりませんでしたが、情報を集めた結果おそらく3万円前後だと推測できました。

あの立地で1坪3万円となるとべらぼうに安いですね。

 

しかし、なぜしぶちかの賃料はここまで安いのでしょうか。
その理由は戦後にしぶちかが誕生したときにポイントがあります。

 

それはヤミ市です。

 

戦後、現在の渋谷駅周辺では食べ物やタバコなどを販売していたのですが、昭和24年にGHQがヤミ市の解散令を出し禁止になってしまいました。

それによって職を失った露天商たちは東京都から地下街の建築許可を取得して昭和27年に許可が下りたのですが、建築する費用がなかったそうです。

 

そこで、頼ったのが東急電鉄で、出資を依頼し、地下街を建設したという流れになったと言われていますよ。

しぶちかの1500坪は東光ストア(現東急フードショー)で150坪がしぶちかの露天商たちの分となっています。

 

東急電鉄が出資をしているので家主ということにはなりますが、建築許可を取ったのはしぶちかの露天商なので格安の賃料で借りることができたのですね。

 

当時の名残が今も残っているということです。

 

 

また、世襲制であることがもう一つの理由として挙げられます。

世襲制ということは子孫が代々継承することができるということですが、実はしぶちかで営業しているお店の店主のほとんどが2代目や3代目なのですよ。

長い付き合いのお客さんをそれぞれのお店で持っているので、経営が成り立っているのです。

 

ちなみに、跡継ぎがいなくなった場合はしぶちか内のお店だけが権利を買い取れる仕組みになっているのでしぶちかのお店がシャッター店になることがないのですよ。

 

最先端の街渋谷で昔ながらの付き合いや風習が残っているのはなんだか面白い話ですよね。

 

まとめ

しぶちかの経営が成り立っているのは安い賃料で借りることが出来る点と、世襲制でお店を経営することができるからと言われています。

しぶちかが昭和の香り漂うのは昔から受け継いできた歴史があるからなのですね。

そんなことを知ってあの道を通ってみるといつもとは違った気持ちで歩くことができるかもしれません。

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